筋肉の種類~遅筋と速筋~

筋繊維(筋肉)は、3種類からなりたっています。
瞬間的に強い力を発揮する際に使われるのが「速筋(そっきん)」で、パワーは弱いけど持久力に優れているのが「遅筋(ちきん)」です。
もう1つ「中間筋(ちゅうかんきん)」という筋繊維があります。これは、速筋と遅筋の中間的な性質をもっていて鍛え方によって速筋、遅筋どちらにもかえることができる筋繊維です。

筋肉には、この3種類の筋繊維が一定の割合で混ざっており、この割合は人それぞれの遺伝子で決まっており、かえることはできません。
しかし、トレーニングによってそれぞれの筋繊維を大きく強くすることは可能です。また、速筋を「白筋」、遅筋を「赤筋」とも呼ばれています。



遅筋について

強い力を発揮することは出来ませんが、酸素とエネルギー源がある限り長い時間にわたって運動を続けることが出来ると言われています。 持久的スタミナが必要とされるマラソン選手などに、この遅筋は適していると言われています。


速筋について

瞬発的な力を発揮することが出来ると言われています。大きな力を出せますが短時間であり、スタミナ(持久力)がないと言われています。 短距離走の選手などに、この速筋は適していると言われています

一般的には筋力トレーニングで速筋が増え、ジョギングのような有酸素運動においては速筋が遅筋に変化するといわれています。 鍛え方よって速筋・遅筋の比率が変わってきます。

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トレーニング情報局