
デフバスケットボールのルール・基礎知識
デフバスケットボールの「基本ルール」「選手のポジション」「用語」、その他のファール関係は、一般のバスケットボールとほぼ同じですので、「バスケットボール」のページを参照ください。
ただ、聞こえない人同士がバスケする場合にデフバスケットボールと呼んでいます。
違う面があるとすれば、ろうあ者(聞こえない人)全国大会などの、ろうあ者だけの大会には、プレーを止める(笛を吹く)場合の配慮面があります。
その配慮というのは、審判が笛を吹いてすぐボールマンに向かってプレーを止めに行ったり、コートの外に笛が鳴ったらすぐ立って旗を振って知らせる人を置いていることがあります。
一方、ろうあ者(聞こえない人)が健聴者(聞こえる人)と一緒に一般の試合に出る場合、審判(ろうあ者大会のような配慮はない)が笛を吹いたら、健聴者選手のプレーが止まるので、それを見て判断します。
しかし、速攻の最中にファールがあり、まわりのプレーが止まってもろうあ者一人そのまま気づかずにレイアップに行った後に気づく場合がありますが、本人は「無駄な体力を使ったなあ。」「仕方ないなあ。」という気持ちになる時があります。