
バスケットボールのルール・基礎知識
バスケットボールのポジション
バスケットボールはコートがせまく、プレーヤーが縦横無尽にコートを動き回るので、野球のように明確なポジションというものはありません。
しかし、ある程度ポジションというものが存在しますので、以下にポジション名とその役割などを紹介します。
ポイント・ガード(PG・1番)
ゲームの流れを組み立てる『司令塔』
攻撃を組み立て、アシストパスを出し、得点を演出する。そのため、ゲーム全体がよく見えて、選手の動きを予測し、ゲームの流れを読む能力が必要。
また、シュート力も必要! パスだけでは相手がゴール前だけ守ればよくなってしまうため、パスだけでなく攻撃力も要求される。
このポジションは、ドリブルのうまさや俊敏な動きが必要不可欠で、選手の中では身長があまり高くない人が多く、チーム内では小柄な選手がこのポジションである場合が多いです。
個人的には、ポイントガードがバスケットボールのポジションで一番カッコイイと思っています。
シューティング・ガード(SG・2番)
多くの得点に絡む『点取り屋』
ポイントガード同様に、スピードやドリブルの巧みさは当然必要とされますが、シューティングガードはポイントガードに比べると直接、得点に絡むことが多いポジションです。
スピードを生かして相手のディフェンスを振り切り、バスケットから離れた外からシュートを狙うことも多いためシュートの正確さが求められます。3ポイントシュートを得意とする『シューター』が多いポジションである。
3ポイントシュートを打つには、度胸も必要なので肝がすわった選手向き。
私は小心者なので、3ポイントシュートを打てる人を尊敬します・・・。
スモール・フォワード(SF・3番)
攻守の要の『何でも屋』
攻撃・守備両面で高い身体能力が要求され、さらに高い得点能力も求められる『オールラウンダー』。シューティングガードとほぼ同じ役割ですが、よりバスケットゴールに近い位置でガードを助けながら、バスケットに入らなかったボールのリバウンドも狙います。スピードと力強さがバランスよく必要とされるポジションです。
一見、目立たないポジションですが非常に大切なポジションです。かなり戦術などの理解力が必要なので、頭が悪い私にはできないポジションです・・・。
パワー・フォワード(PF・4番)
気合いで引っ張る『ガッツマン』
外側からの攻撃以外にも、守備の内側に強引に切り込み、ゴール下でもパスをもらいシュートをします。そのため、接触プレーが多いので身体的な強さやリバウンド力などが必要になってきます。
ゴールに近い位置でプレーをすることが多いため、的確なポジション取りが要求される。また、相手選手に負けない力強さと根性とスピード、リバウンドを取るためのジャンプ力が必要なポジションです。
漫画「スラムダンク」の桜木花道のポジションでもあり、私のポジションでもあります。
私は花道のようにジャンプ力もなければ、根性もありません・・・・。
センター(C・5番)
チーム最後の砦『大黒柱』
攻守でチームを支える『大黒柱』です。ゴールに最も近い位置でプレーして、ゴール下から確実に得点をあげて、攻守でリバウンドをしっかり取ることがもっとも大事な仕事です。
そのため体の大きさと力強さが必要とされます。当然、身長が高く、ジャンプ力があることと、相手との接触が多いため身体的な強さが必要とされる。
そのため、センターは、通常はチームで一番身長が高く、体格が良い場合が多いです。