
バスケットボールのルール・基礎知識
ボールの運び方
バスケットボールでは、基本的にボールは手で扱わなければなりません。わざと足で蹴ったりすると『キッキング』という反則になります。
ボールを相手のコートに運ぶには、味方にボールを渡す『パス』とボールをコートにつく『ドリブル』があり、それを繰り返しシュートに結びつけます。 ちなみにドリブルせずに3歩以上歩くと『トラベリング』、一度終えてしまった後またドリブルすると『ダブルドリブル』という反則になります。
試合概要にもよりますが、第4クォーター(ピリオド)が終了しても両チームが同点の場合には、5分(中学生は3分)のオーバータイム(延長戦)を行って勝敗を決めます。この延長戦も同点で終えた場合は、2分間のインターバルをおいて、再びオーバータイム(延長戦)を行います。勝敗がつくまでオーバータイム(延長戦)を繰り返し、勝敗が決まるまで試合は続きます。
パスの種類
チェストパス
両手でボールを挟み持ち、胸の前から両手を突き出すようにして放り投げるパス。バスケットボールで最も用いられるパスです。
ショルダーパス
肩の上から押しだすようにして投げるパスです。
スローパス
片手で野球のピッチャーように振りかぶってから投げるパス。遠くへ速くボールを投げられるので、速攻の時などによく使われます。
バウンドパス
コートにボールを一度バウンドさせるようにして投げるパスです。
シュートの種類
ランニング(レイアップ)シュート
バスケットに向かって走り込み、片手でリングにボールを置いてくるようにして放つシュート。速攻の時などによく使わる、最も基本的で成功率の高いシュートです。
ジャンプシュート
バスケットから少し距離がある時に、真上にジャンプして放つシュートです。片手で放つワンハンドシュートと、両手で放つツーハンドシュートがあります。
フックシュート
バスケットに対して真っ直ぐ向けない場合などに、体を半身に開いた状態で、片手で手首のスナップをきかせて放ちます。
ダンクシュート
バスケット(リング)にボールを直接たたきこむシュート。派手なシュートの代表です。
タップシュート
シュート後にリングやバックボードに当たって弾んだボールを、そのまま指先ではじくようにして放つシュートです。
バックシュート
バスケット(バックボード)の下(裏)を通り、走り込んだ方と逆サイドにまわりこんで、バスケットが体の後ろにある状態で放つシュートです。