
バスケットボールのルール・基礎知識
バスケットボール

バスケットボールは、それぞれ5人ずつのプレーヤーからなる、2チームで相手チームのバスケット(ゴール)にボールを入れることで得点になり、その総得点で勝敗を競い合います。バスケットボールは、非常にテンポの速いスピーディーなスポーツで、他の球技に比べてたくさんの得点が入るので盛り上がり目が離せません。
プレーヤー個々の能力も見どころの1つですが、多彩な戦術があり、各チームの戦術・チームカラーなどを比較して楽しむ方法などもあります。誕生から100年以上経った現在では、オリンピック競技にも採用されるなど、世界中で愛される人気スポーツ、それがバスケットボールです。
2004年11月から、日本初のプロバスケットボール「bjリーグ」が誕生しました。そして2005年11月からリーグスタートしています。日本の各地でプロバスケットボールが観戦できます。
本場、アメリカのバスケットボール「NBA」に負けないくらい盛り上がり、強くなってほしいと願っています。皆で日本のバスケットボールを応援してください。
頑張れ日本!盛り上がれバスケットボール!バスケットボール万歳!!
NBAとFIBAの違い

バスケットボールと言えば、発祥の地でもあるアメリカのプロバスケットボールリーグNBA「全米プロバスケットボール協会」が頭に浮かぶ人も多いと思いますが、NBAとFIBA「国際バスケットボール連盟」の規格のルールには少し違いがあります。
NBA「全米プロバスケットボール協会」のコートはエンドライン、サイドラインともに少し長くなっており、それに伴いサークルの半径も長くなっています。
一番の違いは制限区域とスリーポイントエリアの形で、前者は長方形で後者はエンドラインから5.7mまでがサイドラインと平行に引かれています。そのため、ゴールまでの距離が長くなっています。
さらに、ゴール下には「ノーチャージ・エリア」という区域があって、この半円より内側ではオフェンスのチャージングが適用されません。
時間に関しても少し違います。FIBA「国際バスケットボール連盟」は各ピリオド10分ですが、NBA「全米プロバスケットボール協会」は12分と長くなっています。
NBAはNHK衛星放送などでシーズンが始まると見れますので、本場のバスケットボールに触れてみてください。
バスケットボール歴史

バスケットボールは1891年にアメリカ東部のスプリングフィールドという町の学校でJ・ネイスミス博士(アメリカ人)によって考案されました。 当時は冬季に楽しめるスポーツがなかったため、冬季にも楽しめる室内競技としてバスケットボールは生まれました。
最初はリングに箱を使おうとしていたのですが、丁度いい大きさの物がなかったので、近くにあった桃をいれる籠(バスケット)を壁につるしたものでした。
当時はバックボードが使われておらず、シュートが決まる度に、はしごの上にいる人が籠からボールを取り出していたそうです。また、その時はサッカーボールを投げ入れるものでしたが次第に改良されて1894年に現在の形、バスケットボールになりました。J.ネイスミスはその時、13ヶ条のルールなるものを決め、それが現在のルール元のようです。(これは長いので省略します・・・・・。)
そしてバスケットボールはアメリカ全土に広まっていき、日本には1908年(明治41年)にバスケットボールが紹介されました。また、昭和になって学校の体育教材としても取り上げられ、現在では、学校や社会で広く行われています。
生誕して100年以上経つバスケットボールは、現在では老若男女を問わず、多くの人々に親しまれる、人気スポーツになりました。
人気のあるスポーツとなった現在でも、創設時の基本理念は活かしつつ、ある程度の体の接触は認めるようになるなど、未だに競技ルールは進化・発展し続けています。